変動費と固定費。削るべきはどっち?

15,000円ぐらいだったら、

ご主人が毎日1箱吸われている

タバコをやめればいいだけですよ!

タバコは体にも悪いですしねー」

 

これは、家の予算が、

当初の計画よりオーバーしてしまった時、

住宅営業が常套手段として使うセールストークです。

 

奥さんからしたら予算は削らなくていいわ、

嫌なタバコの臭いがなくなるわと、

良いこと尽くしなので、こんな提案をするんでしょうかね?

 

おはようございます。

シンプルノート上越 木村です。

 

さて、タバコは、実際周りの人にも迷惑を及ぼすし、

タバコを吸わなくなると、確実に体調が良くなると思うので、

個人的には、やめられるのならやめた方がいいと思っているわけですが、

とはいえ、こういった類の提案は僕自身は決して良いとは思えません。

 

仮に、それが楽しみを奪ってしまう行為となれば、

めちゃくちゃストレスが溜まる原因になるかもしれないからです。

また、しばらくはやめることが出来ても、

なんらかの原因で再び吸い始めたら、

結局、予算が狂ってしまうことになるわけですしね。

 

同じ類として、

「外食をちょっと減らせばいいんですよー」

という提案もありますが、

これも、とっても窮屈に暮らしているような気分になるので、

個人的にはいい提案だとは思えません。

 

優先して見直すべきは固定費

つまり、変動費の過度なカットは、

日々の暮らしの楽しさや豊かさを

奪ってしまう可能性が高くなってしまうので、

メスの入れ過ぎは良くないというわけです。

 

家計には、住宅ローンや光熱費のように

毎月ほぼ決まったお金が掛かる固定費と、

外食やレジャーのように、その月によって掛かる費用が異なる

変動費があるのですが、すべての方が、まず見直すべきは変動費ではなく固定費です。

 

例えば、家を建てる時には、

銀行経由で掛け捨ての生命保険に入るようになるため、

現在加入している生命保険を見直すいい機会となるし、

実際、絶対に見直すべきです。

 

また、住宅ローンに次いで高い固定費となる車も、

購入する車体費用を見直すか、

あるいは、そもそも所有する車の台数を

見直してみるのもいいかもしれません。

 

さらに、固定資産税や光熱費も、

一生払い続けていく固定費となるため、

これも、家を建てる時に考慮しておくべきすが、

これに加えて維持していくためのメンテ費用も、

忘れず予算計上しておかなければいけません。

 

そして、なにより抑えるべきなのは、

住宅ローンではないでしょうか?

なんせ、最も高い固定費になるし、

めちゃくちゃ長い期間固定されてしまうからです。

 

しかし、問答無用で掛かるこういった固定費を

11つ抑えることが出来れば、

日々の楽しみを削ることなく家計にゆとりが生まれます。

そして、そのゆとりが日々の暮らしにより豊かさをもたらし、

これからの暮らしに強い安心感をもたらしてくれます。

 

なので、家の予算がオーバーしてしまった時は、

タバコや外食などの費用を優先して削るのではなく、

潔く家づくりの予算を見直すようにしていただければと思います。

 

まずは、固定費を見直してから次に変動費を見直す、

決してこの順番を間違えないでください。

 

それでは、、、