変動金利の心得

住宅ローンには

変動金利と固定金利があるのですが、

変動金利は返済の途中で

金利が変わってしまう反面、

固定金利に比べて金利が安い

という特徴を持っています。

 

しかし、現在は

選ぶ住宅ローン商品によっては、

変動金利と固定金利の金利差が

それほどない状態となっています。

 

それゆえ、弊社では基本的に10年固定金利を

オススメさせていただいているのですが、

それでも、少しでも金利が安い方がいい

という方もいらっしゃると思うので、

今回は、変動金利のことについて、

少し詳しく掘り下げてお伝えしたいと思います。

 

決して変動金利がダメだ

という話じゃないので、

とある地方銀行の10年固定という

変動金利を選んでいる自分の話も交えつつ、

お伝え出来ればと思います。

 

おはようございます。

シンプルノート上越 木村です。

 

では早速お伝えしていきますね。

今回お伝えしたいことは3つです。

ではまず1つ目から。

 

借り換えか交渉が必要だということ!

変動金利の場合、

期間満了時に金利が変わります。

そしてその時は確実に金利が上がるので、

他行に借り換えをするか、

あるいは金利の交渉をする必要があります。

 

では、借り換えをする場合と

交渉をする場合と両方について

簡単にお伝えさせていただきます。

 

借り換えの場合

他行に借り換えをしようとしたら、

いろいろと費用がかかります。

まず、今借りている銀行の

抵当権を抹消する費用、

そして、新たに借りる銀行で、

抵当権を設定してもらう費用、

新たに借りる銀行に支払う手数料などです。

 

となると、それらの費用を手持ち金の中から出すか、

あるいは、それらの費用もローンに組み込むか、

いずれかの選択を強いられます。

 

また、借り換えをする度に、

銀行をあちこち行ったり来たり

しないといけないので、

なかなか手間と時間を食うことになります。

 

交渉等をする場合

借り換えをするのが面倒臭い自分は、

固定金利から変動金利へ変更しました。

 

自分がローンを借りている銀行では、

その場合50,000円(税別)の手数料がかかります。

 

つまり、固定金利から変動金利へ変更したことにより

54,000円の手数料がかかったんですが、

金利が下がったことにより

毎月の返済額を下げる事ができました。

 

とはいえ、ローンの残存期間を考えると、

めちゃくちゃ大きいので、

しっかりと下調べをすることが大切です。

覚えておいて欲しいことは、

この場合でも、手数料がしっかりとかかるということです。

 

健康でいなければいけないということ!

ご存知だと思いますが、

住宅ローンを借りる時には、

銀行がしている生命保険に

加入しなければいけません。

団体信用生命保険というやつです。

 

となると、10年後も変わらず

健康でいないといけません。

 

なので、最低限食事に気をつける、

適度に運動をするなどして、

健康管理をきちんとしていかないといけません。

 

まー、それでも、

病気になってしまった場合は

どうしようもないですが、

とにかく、住宅ローンと生命保険が

セットであるということを

忘れないことが大切です。

 

リスクに備えて貯蓄すること!

最後にお伝えすることは、

コツコツでいいんで、

毎月お金を貯めていってください

ということです。

 

現在の日本の状況を見る限り

まずあり得ないことかもしれませんが、

仮に大きく金利が上がってしまったとしたら、

返済負担も上がってしまうからです。

 

もちろん、景気が良くなるということは、

それに連動して所得も増えているはずなので、

もしかしたら返済が上がったとしても、

なんの問題もないかもしれませんが、

それも含めて、どうなるかなんて

誰にも分からないので、

常に最悪に備えて準備しておくことが

とっても大事なことだと思います。

 

以上の3つが

変動金利を選ぶ場合の心得というか、

知っておくべきポイントです。

 

ということで、

金利が安いことはとっても重要なことですが、

単純にそれだけで住宅ローンを選ばずに、

こういったことも踏まえながら、

住宅ローン選びをしていただければと思います。

 

 

それでは、、、